おハローございます。怪人Mです。
クリップスタジオでパーリンノイズ を使ってイラストにざらざらとした質感をプラスする方法を紹介します。
3分で出来ます。
ものすごく簡単なのにイラストの雰囲気が大きく変わります。
ぜひ一度試してみてください。
手順は以下の通りです。
- 画像を用意する
- 一番上に新規レイヤーを作成
- メインメニュー「フィルター」→「描画」→「パーリンノイズ 」
- パーリンノイズ
- レイヤー属性を「オーバーレイ」に変更
- レイヤーの不透明度をお好みで調整して完成!
動画説明
読むのがめんどくさい方は動画をご覧ください。
画像を用意する
画像を用意します。
今回はこのイラストを使います。
一番上に新規レイヤーを作成
「新規ラスターレイヤー」ボタンを押して一番上に新規レイヤーを作成します。
パーリンノイズ
メインメニュー「フィルター」→「描画」→「パーリンノイズ 」で一番上のレイヤーにパーリンノイズ をかけます。
今回の設定はこんな感じです⤵︎
とりあえず
- 1段目(スケール)を一番左
- 2段目(振幅)を一番右
- 3段目(減衰)を一番左
- 他は初期値のまま
上から3つのパラメータを『左・右・左』
これが覚えやすい&使いやすいです。
目の細かいノイズができます。
もちろんパラメータをいじってもOK。
お好みで調節して自分好みのテクスチャを見つけて下さい。
こんな感じになります。
このままでは下の画像が見えないのでレイヤーの属性を変更します。
レイヤー属性を「オーバーレイ」に変更
レイヤー属性を「オーバーレイ」に変更します。
ザラザラの質感がプラスされました。
レイヤーの不透明度を調整
ザラザラ感が強すぎる場合はレイヤーの不透明度をお好みで調節して下さい。
これで完成です。
今回のやり方はあくまで例なので設定をいじって自分のお気に入りの質感を探してみてください。
不透明度による質感の違い
不透明度の違う画像のサンプルです。
いかがだったでしょうか?
やり方を覚えてしまえばアナログで描いたような雰囲気を簡単に出せるので便利です。
それでいて元のイラストの雰囲気を損なわないのでどんな作風にも使いやすいテクニックです。
ぜひ貴方の作品にも最後の仕上げに使ってみて下さい。
かんたん!クリップスタジオ漫画術 (マンガ家と作るシリーズ)
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