おハローございます。
怪人Mです。
今回はシスターキルシュの全身描きました。
ラフ
ラフです。
ポーズはすぐに決まったのですが細かいところを修正してたらどんどん増えていきました。
キリがないので完成まで持っていくことを優先して線画に進みました。
ラフはベース色に1影くらいまでで良いのかもしれないですね。
線画
髪型を少し変更
動きをつけようとして妖怪みたいになったような気がしないでもない。
ベース塗り
今回は塗り残しがないようにベースをきっちり塗りました。
でも、後から塗り残しを発見。
最初にしっかり塗りつぶした方が後から楽かと思いましたが塗り進めていくと塗り残しがたくさん出てきます。
少しの塗り残しは後から修正できるので最初に神経質にならずに進めていった方が早いようです。
肌
肌から塗っていきます。
顔の立体感を出す影
まず顔の半分に影を落とします。
不透明度を下げて認識できるギリギリまで薄くします。
これをやっておくと顔が暗くならずに立体感をだせるので最近は必ずやるようにしています。
顔の半分に影を落とす ギリギリまで薄くする
ギリギリまで薄くするとなくても変わらない気がしますが影なしの画像と比べると意外に違います。↓
影あり 影なし
立体感がのない顔と、描き込んだ体部分との立体感の差を埋めてくれます。
顔だけ平面なのが気になる人にはおすすめです。
1影・2影・赤み・白目
1影 2影 赤み 白目 ハイライト
頬と胸に入れた赤みはハイライトを目立たせるための下地です。
肌のベース色が明るいのでそもままハイライトを入れても目立たないためこのようにしました。
髪
1影・2影・ハイライトを入れていきます。
ベース 1影 2影 ハイライト
もう少し髪の質感を描き込んだり、色の数を増やすために影を分割して5影くらいまで入れてもよかった気がします。
特に目立つ前髪が1影とハイライトしかなくてあっさりしすぎな感じです。
こういうのは大体後から気づくのは何故なのか?
服1
服の赤紫の部分の着色です。
面積が少ない部分なので大雑把に影を落としてあと落ち影とハイライトを入れて終わりです。
ベース 1影 2影 3影 ハイライト
服2
服の黒い部分の着色です。
テッカテカにしてやろうとがんばりました。
ベース 1影 2影 3影 ハイライト・加算(発光)
ベース色は青みがかったグレー
1影と2影は無彩色のグレー
3影は彩度の高めの暗い青で塗ってます。
ハイライトはレイヤーを加算(発光)にしています。
普段はハイライトは通常レイヤーで描くことが多いのですが今回はテカテカのためにレイヤー効果を使いました。
瞳・チョーカー
瞳とチョーカーは画面が散らからないように同じ色にしてみました。
ベース 1影&2影 差し色のグリーン ハイライト
瞳には差し色に彩度・明度の高いグリーンを入れてみました。
これは髪の色の補色になるので瞳を目立たせて顔に視線を誘導できるかなと思ってやってみました。
耳
耳は色の数は少ないです。
そのかわりふさふさの質感を出せるように意識しました。
なんか犬っぽい?
ベース 1影 ハイライト
手袋
手袋はベース色に1影と2影のシンプルな塗りです。
手袋の丸みを出すために影の形もなるべく丸っこくなるようにしました。
反射光
反射光はスクリーンにしたレイヤーにエアブラシで青みがかったグレーを入れています。
BEFORE 反射光(スクリーン) AFTER
ハイライト
全体のハイライトは加算(発光)で黄色がかった白をエアブラシで入れています。
BEFORE ハイライト(加算(発光)) AFTER
線画色トレス
色トレはエアブラシでざっくりとやっています。
まぶたのライン塗るの忘れた。
BEFORE AFTER BEFORE AFTER
グロー効果
最近覚えたグロー効果を追加します。
まずレイヤーを結合してコピーを作ります。(表示レイヤーのコピーを結合が便利)
コピーしたレイヤーを一番上に置いて『レベル補正』と『ガウスぼかし』をかけます。
矢印の位置や数値は大体です。
好みに応じて変えてください。
↓こんな感じの黒っぽくてぼんやりした画像ができます。
レベル補正とガウスぼかしをかけた画像 不透明度を20に変更
不透明度をお好みで調節します。(今回は不透明度20にしました)
元画像に重ねると↓のようになります。
BEFORE AFTER
グロー効果は一番上のレイヤーを『スクリーン』にするやり方がメジャーなようですが今回は『通常』のまま不透明度で調整しました。
元の画像が明るかったので『スクリーン』にすると白っぽくなりすぎたためです。
パーリンノイズ
パーリンノイズ をオーバーレイで重ねて不透明度を11%まで下げました。
パーリンノイズ 加工の詳しいやり方は↓のリンクから確認できます。
【クリスタ】パーリンノイズ を使ってイラストにざらざらの質感を追加する方法
パーリンノイズ なし パーリンノイズ あり
あんまり変わりませんがこれをやらないと完成した気がしないのでやっておきました(笑)
完成
この記事を書いているときに気づいたのですが反転してみると頭歪んでいてショック!
ラフの時点で確認して大丈夫だったのでその後確認しなかったらこの様です。
次からは仕上げの加工をする前にもう一度反転して確認するようにします。
よく見ると左目の瞳孔が色トレされて薄くなっている・・・。
最後のチェックは大事。
うまく描くの禁止 ツラくないイラスト上達法
コメント