おハローございます。怪人Mです。
水中の泡や水しぶき、水滴を描くときに
「反射や透過が複雑でどう描けば良いか分からない」
「キャラの描き込みに時間をかけたいから背景はざっくり雰囲気が伝われば良い」
「メンドクサイ」
と思ったことはありませんか?
自分は毎日思ってます。
簡単に向こう側が透けて見える泡や水滴を描けたら絵を描く楽しさに集中できるのに、と
なので今回はイラストに泡を描く簡単な方法を紹介します。
本当に簡単なのでひとつ1分で描けます。
いくつか描いてコピペすると楽です。
水しぶきの表現にも使えるので知っておくと意外に役立ちます。
但し、簡単に描けるかわりに描き込みは少ないので物足りないと感じる方もいると思います。
その場合は、今回の描き方をベースに自分なりのこだわりをプラスしてオリジナルの表現を見つけていってもらえればと思います。
作成手順
手順は以下の通り
- 輪郭のくっきりしたペンで形を描く
- 柔らかい消しゴムで中を消す
- ハイライトを描く
- レイヤーモードの変更(今回は覆い焼き(発光)にしました)
これだけです。
輪郭のくっきりしたペンで形を描く 柔らかい消しゴムで中を消す ハイライトを描く レイヤーモード変更「覆い焼き・(発光)」
動画もあるので参考にしてください。
形を描く
まずは輪郭のくっきりしたペンで形を描きます。
今回はGペンを使いました。
色は明るいグレーで描いていますが作品に合わせて色を変更してください。
青みがかったグレーやネイビーもおすすめです。
形は綺麗な丸も良いですが少し歪んでいるのも泡らしくて良いです。




中を消す
柔らかい消しゴムで中を消してください。
輪郭とは違う形に消すといい感じになります。




ハイライトを描く
ハイライトをくっきりとした輪郭のペンで入れます。
白で描いていますが光源の色に合わせた色を乗せてあげると作品全体と馴染みます。
形は丸で簡単に描いていますが自分なりに工夫すると楽しいです。




レイヤーモードの変更
レイヤーモードを変更します。
「通常」のままでも問題ないのですが変更すると楽しいので変更します。
お好みのレイヤーモードに変更してください。
今回は「覆い焼き(発光)」にしました。




複製&レイヤーモードによる違い
複製して色々なレイヤーモードに変更してみました。
いろいろ試して好みのものを見つけてください。
自分は「覆い焼き(発光)」と「オーバーレイ」が好きです。
通常 スクリーン 覆い焼き(発光) 加算(発光) オーバーレイ 差の絶対値 ピンライト
使用例
実際にイラストの中で使うとこんな感じです。




いかがだったでしょうか?
泡は簡単に描けるわりに使い勝手の良いエフェクトなのでぜひあなたの作品を彩る小道具としてご活用ください。
実際に描いているところを参考にしたい方は動画もありますのでご活用ください。
それでは、またお会いしましょう。バイバイ!
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